2016年10月31日月曜日

Raga Basant Mukhari

次の天文薄明実験記で共演するヒンドゥースターニーギターの後藤将一郎さんの提案で、
11月4日の演奏は、Raga Basant Mukhariをやります。
バサントと名前についているので春のラーガですが、ムードは日本の冬近い秋のようでもあります。
朝のラーガの特徴的なコーマルRe(半音のレ)が、月曜日の朝っぽい感じです苦笑

以前、将一郎さんがお客さんとして来てくれた時にRaga Charukeshiをやったんですが、
それからの提案かもしれません。
というのは、CharukeshiとBasant Mukhariは音階的にはReがコーマルになるという違いだけなので。といってもラーガなので、全然別のものになっていきます。。

実は9月のセルハン・バキさんとの演奏の時と、先日の立岩さんとの演奏の時もこのラーガを演奏しました。
将一郎さんからの提案ではじまったこのラーガ、いよいよ今週実際に将一郎さんと演奏します。

▽2016.11.4
 
天文薄明実験記#4

~奇数月第1金曜日開催~

夜明け前、日没後、太陽が地平線より少し下にある時間。
朝と夜の狭間、夢と現の間の時間。
何か始めるでもなく、何かを終えるでもない。
記憶の端々に残るそんな時間の断片と
その時の心情とを、ふと思い出したり思い出さなかったり

 
見るともなしに見ていた光景と
聴くともなしに聞こえていた音と
誰かと共有していたはずのそんな時間。
誰だったっけな。


2016.11.4.fri
19:00-22:00
Charge:1st Drink ¥1000

▪️HOST
田中悠宇吾 (シタール)

▪️GUEST
後藤 将一郎(ギター)
西沢 信亮(サーランギ)
宮木 修平(タブラ)

2016年10月30日日曜日

点の記譜法#4

今年から始めた占星術と音楽の企画「点の記譜法」
来週11月6日はその4回目があります。

生まれた場所と時間からその人の運勢を見る占星術。
場所と時間という要素は音楽にも当てはまります。
その部分に焦点を当て、視点の交差から生まれる音楽表現と
占星術の相互交流を試みる企画です。

今回も素晴らしいアーティストの方にご出演頂きます。
 以下、今回ご出演いただくアーティストのプロフィールです。

 3日満月
東京を拠点とする権頭真由(アコーディオン/ピアノ/歌)、佐藤公哉(ヴァイオリン/歌)によるデュオ。2011年9月にチェコ共和国プラハで結成。不思議な縁で覚えた伝統音楽や、ある場所、ある作品、ある人、ある夢のためのオリジナル曲を演奏する。 子どもたちと創る音楽サーカス「音のてらこや」を主宰。4つの身体、4つの楽器による音楽の箱舟「表現(Hyogen)」のメンバー。 音楽を担当したドキュメンタリー映画『新地町の漁師たち』(2016年/山田徹監督)が第3回グリーンイメージ国際環境映像祭グランプリを受賞。インバル・ピント&アブシャロム・ポラックダンスカンパニー作品『WALLFLOWER』に生演奏で参加するなど、様々なシーンで活動している。



西沢信亮
35本以上の共鳴弦を持ち、最も人の声に近い音色を持つとされるインドの弓奏楽器サーランギの演奏家。
2007年、デリーにて巨匠Ustad Sabri Khanの弟子であるMohd.Nasir Khanに師事。
以後、インド古典音楽の演奏を中心に、ソロをはじめ、声楽、舞踊の伴奏などの活動を行う。
2013年、半年にわたりインドに滞在、多くの演奏会に出演し現地の音楽家たちと共演するとともに、デリーのサーランギ奏者の取材活動を行う。
また、きのこ、菌類のフィールドワークも精力的に行っている。

上記のゲスト陣と主催の二人

落合強
ホロスコープから受け取る情報をもとに伝わりやすい言語に変換することに定評がある星読み師。
神道、仏教、占星術に精通。
それ以外にも、自身の映画製作、ドラマーとしての顔も持ち合わせる。

 僕。


以上の出演陣で点の記譜法#4の開催となります。
今回、今年最後の開催ということで、年末から年明けにかけての運勢と、
ヴァイオリン、サーランギ、二つの擦弦楽器の共演も見所です。
ぜひお越しください✴︎

▽2016.11.6

点の記譜法#4
西洋占星術と音楽の交わる点の記譜法。
4回目のこの日はヴァイオリン、アコーディオンで「円の音楽」を奏でる3日満月。
北インド古典楽器シタールの響き。
それぞれの視点から空に浮かぶ星を想う秋の夜。
 
Live
3日満月(ヴァイオリン×アコーディオン)
田中悠宇吾(シタール、音響)
 
Astrology
落合強
 
点の記譜法#4
2016.11.6(Sun)
18:30 open/19:00 start
2,000yen with 1drink
 
喫茶茶会記
〒160-0015 新宿区大京町2-4 1F
電話 03-3351-7904




2016年10月29日土曜日

天文薄明実験記#4


来週金曜日、11月4日は三軒茶屋Space Orbitで隔月開催している
天文薄明実験記です。#0から始まった同企画は今回で5回目。
前回のセルハン・バキさんとの演奏もすごく素晴らしい時間でしたが、
今回も素晴らしいゲストミュージシャンにご出演頂きます。

サーランギの西沢信亮さん、ギターの後藤将一郎さん、タブラの宮木修平さん
この編成でやる初めてのライブです。
投げ銭です。お気軽に!
 
 
 
 
▽2016.11.4
 
天文薄明実験記#4

~奇数月第1金曜日開催~

夜明け前、日没後、太陽が地平線より少し下にある時間。
朝と夜の狭間、夢と現の間の時間。
何か始めるでもなく、何かを終えるでもない。
記憶の端々に残るそんな時間の断片と
その時の心情とを、ふと思い出したり思い出さなかったり

 
見るともなしに見ていた光景と
聴くともなしに聞こえていた音と
誰かと共有していたはずのそんな時間。
誰だったっけな。


2016.11.4.fri
19:00-22:00
Charge:1st Drink ¥1000

▪️HOST
田中悠宇吾 (シタール)

▪️GUEST
後藤 将一郎(ギター)
西沢 信亮(サーランギ)
宮木 修平(タブラ)

2016年10月16日日曜日

『都会が奏でる、民族音楽』


次の演奏は、下北沢の風知空知さんで。
初めて伺うお店なので楽しみです!
主催の神森さんにお声掛けいただき、出演させていただくことになりました。
都市が奏でる、民族音楽
大陸文化の吹き溜まり国というのは、歴史が物語る事実なので
だからこそ、この国で生まれるものは面白いのかもしれません。
先日、被災地の景色を観てから、脳内でずっと流れ続けているラーガがあって、未熟な僕にとってはまだまだ遠慮していたい旋律なのですが、
今の心境を嘘偽りなく素直に語ってくれるのは、このラーガしかないようなので、この機会に真摯に向き合いたいと思います。

タブラは、立岩 潤三さん。
ヨシダダイキチさんの生徒だった頃、ヨシダさんがやっていたアラヤヴィジャナというバンドがあって、そのバンドがめちゃくちゃ好きだったんですが、そのバンドのメンバーの方です。
超先輩ミュージシャンで、好きなバンドのメンバーの方というだけで緊張しますが、そんなことをちっとも鼻に掛けない気さくなお人柄で、長年たくさんの方と関わり続けて音楽シーンにいる方の大きさに気付かされます。
いろいろないみで勉強させていただきたいと思います!





▽2016.10.21

『都会が奏でる、民族音楽』
東洋の吹き溜まり国、日本。古来から、様々な文化がこの国に流れ着いてきた。
そんな日本の首都、東京で暮らす音楽家たちが奏でる、現代の民族音楽。

出演:
神森徹也(歌、スティールパン)+立岩潤三(アラビアン・パーカッション)+程島和浩(ギター)+三ヶ島和恵(マンドリン)
田中悠宇吾(シタール奏者)
鎌田英嗣(トゥバ共和国の弦楽器、イギル奏者)

時間:開場19時00分/開演19時30分
料金:前売り¥2,000 / 当日¥2,300(共に+1DRINK)

予約:
●電話予約:風知空知 03-5433-2191
●メール予約:風知空知 yoyaku@fu-chi-ku-chi.jp
 (ご希望公演名、お名前、枚数、ご連絡先電話番号を明記の上、お申し込みください)

<ご注意>
当日は先着順整列入場・自由席でございます。
建物右手のエレベーターをご利用くださいませ。
(階段側入口は閉鎖されています。)

2016年10月9日日曜日

映像インスタレーション/海べの知覚


10月8日早朝
中央線に乗り、いわき行きのバスに乗るため東京駅に向かった。
録音機材とでかいバックパックは、何処かの取材の人みたいで都合がいい。
もし職質されても言い訳がリアルになる。
行き先は、帰宅困難地区の周辺。
今回、許可証の入手が難しくゲート内への合法的な侵入手段は失った。
唯一入る合法的手段は、海岸と並走している国道6号線を通過するくらいだろう。
他に入る手段とすれば、徒歩でゲートを越えて入るしかない。もちろん、違法だ。
ただ、今回の目的は原発に近づくことでは無い。
目的というか、今回行く理由は2つある。

今から5年半前の東日本大震災における原発事故が起こる前、
東京に暮らしてきた僕は、その生活がどこの恩恵で支えられてきたのか全く知らなかった。
原発事故が起こり、東京の街は、計画停電などの対処を迫られ、
今まで知らずに享受してきた自分の暮らしについて、どこの誰が作った電気で自分は生活をしてきたのかを、その時初めて知った。
(生産者と消費者の希薄になった資本主義末期の状況下、まんまと自分自身もその末期的思考に染まっていたわけだ。
日常の中で、例えばスーパーに売られている野菜に生産者の写真が貼られていたり、
地産地消というものが1つのステータスとして扱われていたり、
本当はもっと人と人が顔を見合わせる社会の中で暮らしたいというのが、都会人の本音なのではないだろうか。
僕がインドで感じたあの、懐かしい、人と人との距離感。
東京の距離感とは全く違う。
人情の温度が充満した街だ。注釈の枠を超え始めて、脱線してきたのでここで止める。)
あれから5年が過ぎた今、未だに被災地に足を踏み入れていない。
直に見なければならないと思った。
それが1つ目の理由。

もう1つの理由は、以前から瀬戸内の犬島や、熊野本宮、鳥取県の多々良製鉄史跡などで制作してきたスケッチプロジェクトを福島で行おうと思ったからだ。
スケッチプロジェクトというのは、僕自身がフィールドワークとして不定期かつ断続的に続けているもので、基本的に現地に楽器を持ち込んで、一発録りでその場所の環境音との即興演奏をそのまま収録していくという趣旨で続けているが、今回初めて楽器を持ち込まずに環境音だけを録りにいく。
今回は場所的に環境音そのもの自体が持つ意味合いが強すぎる為、
音楽的抽象を加えず、そのままそれ自体のみで録音した方がいいと考えたからである。

聴覚媒体として音を扱うことを考えた時
今の福島の音としてのメディアに触れたことがなかったということに気がついた。
世界的に見ても人類史的に見てもかなり異質で特殊な現状である被災地は、その意味において特別な音のある場所という捉え方もできる。
生活の音が忽然と消え去り、抜け殻だけになったその街に
今、を伝えるもっとも現場の空気に触れるメデイアとしての側面を持つ”音”に注目した録音をする。
それがもう1つの理由だ。

10月13日は、その場所に自分が赴き、現場の音を採取すると同時に肌感覚で現場を見てくる事。
それを持ち帰り、その時の音と一緒に普段スケッチプロジェクトとして行っているフィールドワークを
表現として舞台上に持ち込んでみる試みである。

演奏家は景色であり、音環境そのものが主役である。現場の鮮度を最大限尊重した環境音楽とも言えるだろうか。ヒグマ春夫さんの映像と現場の音と風景としての演奏の時間を体感して頂ければ幸いです。

是非とも。


大震災で海岸線は、甚大な被害を受けました。あれから5年の歳月が経ちました。今、海べで何が起きているのか? 何が起ころうとしているのか? 何が起きたのか?

映像インスタレーション/海べの知覚
会期:2016年10月12(水)〜16日(日)
会場:キッド・アイラック・アート・ホール 5階ギャラリー
映像インスタレーション:ヒグマ春夫+杉山佳乃子(ダンス)
15:00〜16:00 映像インスタレーション・タイム(無料)

詳細→http://higuma.art-studio.cc/w/umibe-1.html

19:00〜コラボレーション・タイム
料金:当日2000円、予約1500円
10月12日(水)慶野由利子(Computer Music)
10月13日(木)田中悠宇吾(シタール奏者)
10月14日(金)吉田一夫(フルート)
10月15日(土)塩高和之(琵琶)
10月16日(日)翠川敬基(チェロ奏者)
【予約・TEL.03-3322-5564 FAX.03-3322-5676 E-mail: hhiguma@excite.co.jp】