2015年1月30日金曜日

kaalena


明日は、駒沢大学にあるご飯の美味しいお店チャランケさんで
生演奏とヨガとオーガニックランチの企画。

・音楽を始め、芸術と言われるものに内在する チャネリング的要素
・ヨガの身体への刺激による精神へのアプローチ的要素
・直接的な身体の源である素材と調理法にこだわったオーガニックな食事
・それらを包括する30年の歴史を持つ『POETIC SYNAROMA』のブレンドお香

聴覚と嗅覚と触覚と味覚で内面を視る時間になることを探求する企画です。

いい時間となる様に イベント名に「Kaalena」と名付けました。

Kaalena(カーレーナ)というのは、サンスクリット語で

正しい時 機会 季節 食事 時間 時代 音律 運命 死 などの意味の言葉です。

 明日の枠は満席ですが、来月2月22日にも同企画を予定しています。
宜しくお願いします。



https://www.facebook.com/events/756260231117658/?fref=ts

2015年1月25日日曜日

saraswati puja

昨日は、saraswati puja。
今年のsaraswati pujaは、三軒茶屋orbitさんで演奏させて頂きました。

タブラの宮木修平君とラップトップの牧唯君との演奏。
宮木君とは、Raga Jhinjhotiを演奏しました。
Jhinjhotiは、久しぶりの演奏。
saraswatiに捧げる気持ちで演奏させて頂きました。

僕のsaraswati pujaの思い出は、2009年がとても印象深いです。
師匠のGopal Jiに連れられてデリーのラビ・シャンカール氏のお宅へお邪魔しました。
今思えば、お会い出来る最後のチャンスだったので、とても貴重な時間でした。

こちらが、日本人とわかると「こんにちは」と気さくに話しかけて頂き、
大変光栄でした。
たぶん、僕が始めて聴いたインド人シタール奏者であり、
世界で最も有名なシタール奏者である氏との時間は、一生の思い出です。

グルバイのゆかちと、ラビ・シャンカール夫妻。

牧君とのAprlは、今年最初の演奏でした。
去年、最後にやった演奏が、C♯での演奏だったんですが、
今回は、Dでの演奏の予定が、いざ始まってみると、
C♯でトラックが鳴っている!!!?
正直、超焦りました。
シタールの場合、オープンチューニングなので、
キーが違うと弾ける弦がほぼ無くなります。
なので、1弦のみでなんとか演奏。。。

あれは、正直演奏というかなんというか。という時間でした。。。

今年のsaraswati pujaは、そんなこともありましたが、
これからも音に真摯に向き合っていきたいと思います。


2015年1月21日水曜日

Aprl初め

今週土曜日は、三軒茶屋のorbitさんのイベントで演奏させて頂きます。

2回演奏の予定があり、
1回目は宮木修平君のタブラとの古典スタイルでの演奏。
2回目は牧唯くんのラップトップとのAprlでの演奏です。

Aprlは、去年11月に同じくorbitでの企画で結成した
電子音×シタールのDUOです。

東京で生まれ育った僕と牧くん。
対比的な2人ですが、共通点も多く、
2人にとっての郷愁感を感じる音がAprlなのかもしれません。

高層ビルで四角く切り取られた空が圧倒的に綺麗な夕日に染まっている時に
思い出す記憶だったり、そんな身体に染み付いた東京の風景が
僕らの郷愁感に繋がる情景なのかもなと。




LIVE INFRMATION: 2015.1.24 SAT - - - - - - -
 @Space orbit (三軒茶屋)
http://bar-orbit.com/
 open 17:00 close 22:00
charge ¥1500 + 1drink お菓子付き - - - - - - -
Spece orbitで行われる「シタールナイトで乾杯」というイベントにて、Aprl名義でのライブ演奏。また、Aprl田中悠宇吾とタブラ奏者・宮木修平によるライブセット(古典ベース)もあり。Aprlでの現代的なアプローチと、タブラ奏者+シタールによる古典アプローチという、コントラストの高い組み合わせになっています。
タイムテーブルは以下よりご確認ください。
http://bar-orbit.com/event/%E3%82%B7%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88/#contents



2015年1月14日水曜日

セロトニン

http://news.livedoor.com/article/detail/8404934/

昨年の夏からたまに近所の坐禅堂で坐禅をしている。

その際、水だし緑茶を飲んでから座ると、セロトニンが多く出て、
坐禅に集中し易いと聞いた。

お湯で淹れるよりも、甘さとまろやかさが増して非常に美味しいし、
精神を落ち着かせる効果もあるので、お茶はもっぱら水だしになった。
(お湯で淹れるとカテキンが多く出て、興奮作用が増すとの事。珈琲のカフェインなども同じく、坐禅前には向かない。)

そんな夏からの経験の上で上記リンクのインドカレーでのセロトニン分泌増加の記事を観ると、思い起こせば夏は沢山カレーを食べていたなあと思い出す。

音楽にも坐禅にもセロトニンは、いいと思うのでカレーや水だし緑茶を
意識的にとってみる。

2015年1月13日火曜日

宗教観と音楽観





http://logmi.jp/34073

リンク先の記事を読んで、

この方の宗教観と僕の宗教観がほとんど同じだった。

インドにいた頃、ヒンドゥ教の友人に良く聴かれた質問が

あなたの神はなにか?

という質問だった。

ヒンドゥは、多神教なのでシヴァやクリシュナなど、
人それぞれのフェイバリット(宗派)があるので、そう言った感覚での質問なのだろうと思う。

いつもこの質問にはどう答えたらいいか悩んだ。

ブッディズムと伝えてもいいが、そう答えられるほど仏教徒でもない。
神様が当たり前にいて、毎朝プージャ(祈り)をするのが同世代でも当たり前の
この国の友人たちにとって、日本人である僕の宗教観をどう伝えれば伝わるのか?

なんども聴かれる

あなたの神はなにか?

という質問と直面するたびに、自分自身の納得のいく答えを探していた。
すべてのものを指差して、すべてが神だと伝えたり、
アラーもキリストもシヴァもすべて僕にとっては同じ神様だと伝えてみたりしたけど
やっぱり、なんだか納得いってもらえない感じだった。

リンク先の記事の中で面白いと思ったのが、
カレーの実験の話だ。

気候によって美味しいと感じるものが変わる。
それは、確かにそうだと思う。

音楽もまた然り。
インドで聴くインド音楽と、日本で聴くインド音楽は
同じ演奏家の演奏でも大きく異なる。

音は空気を媒体にして聴衆まで届けられる。
だから、気候によって聴こえ方は違うという表面的な理解は出来なくもないが、
そういう事よりも、もっと内面的な要因での違いが大きい様に思う。

演奏側の心境、聴衆側の心境。
その両者の間に存在する音が、音楽になるという師匠の言葉を思い出すと、
それこそが異なる最大の理由なのだろうなと思う。

日本人として、日本で音楽を奏でる感覚をもっと研ぎすませていきたい。






2015年1月12日月曜日

抱負

今年も始まって数日ですが、ありがたくも2本の演奏をさせて頂きました。

去年末にかけて紡いでいった音を今年から新たに紡いでいく作業。

まだまだ未熟な自分をいつでもそのままに表してくれる音たちが
今年も変わらずにそのままでいてくれている事に深く感謝する日々です。

音楽の普遍性は、それ以外の無常性を写す鏡の様な役割を持っている気がします。
一つ一つをきちんと選んで一歩一歩進んでいけたらと思う今日です。

今年はとにかく先へ進む。
その為に寄り道をせずに真直ぐ着実に音と向き合っていきたいと思います。

誰と何所でどんな音を見いだしていくのか。
それには無限の選択があり、すべては自由だからこそ、
今、自分にとって何を選択するべきなのか。
これからの自分の進むべく道をどう選択していくのか。
年の初めだからこそ、きっちり見極め
歩を進めていきたいと思います。

今年に入って決めた次の演奏予定は、3月8日です。
四谷三丁目の喫茶茶会記という空間で
ギタリストのファルコンさんと始めた企画の第2弾です。

次回は、タブラ奏者の宮木修平くんをお招きして、
透明な暗闇を色彩で満たせる様な演奏をしたいと思います。



詳細はまた後日。
宜しくお願いします。


2015年1月2日金曜日

2015年の初めに

新年おめでとうございます!

今年は去年固めていった足場を元に、一つ一つの音に耳を澄ませて
邁進していきたいと思う所存です。

本年も宜しくお願い致します。



今年の音初めは、四谷三丁目の喫茶茶会記です。
この場所は、一昨年タブラのきゅうりくんのご縁で当時副店主をやっていた
コントラバス奏者の芦刈純くんの企画で大変お世話になり、
芦刈くんが長い旅に出た後も去年、彼の一時帰国のイベントでまた演奏のご縁を頂き、
その日いらしていた、以前から知り合いのクワトロ奏者の際田さんのご縁で、
一昨年、同じく茶会記で知り合ったギタリストのファルコンさんとの初共演を
させて頂き、そのご縁の連なりで再び茶会記での演奏する運びとなりました。
この日は、沖縄からファルコンさんのご縁でギタリストの喜舎場英雄さんも
出演する予定です。

昨年の11月の茶会記でのファルコンさんとの初共演の時の録音音源をお年玉として
ご予約いただいた皆さんに差し上げる予定です。
僭越ながら僕がマスタリングさせて頂いたんですが、当時の空気感がよく捉えられている
いい録音です。

新年早々、この場所でこの方々と音を奏でさせて頂ける事を大変嬉しく思います。
皆様、お誘い合わせのうえ、是非ともお越し下さい。
宜しくお願いします。

▽2015年1月4日
 『insight in a sight -風景の洞察-』
 出演 
ファルコン(アコースティックギター)
田中悠宇吾(シタール)    
喜舎場英雄(エレキギター)

時間 Open/Start 19:00/19:30

チャージ ¥2,000(1ドリンクオーダー)※お年玉CD-R付き

場所 四谷三丁目 喫茶茶会記     
〒160-0015 新宿区大京町2-4 1F
03-3351-7904
sakaiki@modalbeats.com    

【お店までの行き方】
 四谷三丁目駅一番出口を出て、右に曲がり、新宿方面に歩いていって下さい。
そうすると、左側にドトールコーヒー、スーパー丸正などが出てきます。
そのまま直進すると左側にセブンイレブンがありますので、
セブンイレブンを通り過ぎてから一番初めに出てくる左側の道に曲がって下さい。
そのまましばらく直進して頂けると右側に「喫茶茶会記」の看板が出ていますので、
 その看板から右に曲がって下さい。
そのまま直進してもらって行き止まりになっているところにお店があります。