2014年7月13日日曜日

満月の後に



昨日は、弘明寺の夢企画さんでの演奏でした。

満月の時間へ向けて演奏する倍音セッション。

始終即興の演奏でしたが、シタール、ディジュリドゥ、クリスタルボウルの倍音の渦が

空間に満ちあふれて、後半脳内がぼーっとしてまだぼんやりしています。

綺麗な音の時間でした。

オーガナイズの流水歌さん、ディジュリドゥの
稲垣 遼さん、クリスタルボウルのAyamiさん、お越し下さいました皆様ありがとうございました!

演奏後のネパリのカレー屋さんも美味しかったです。久しぶりにチキンビリヤニ食べた。


ネットで見つけたスリランカのお話。

お恥ずかしながら、僕は初めて聞くお話でした。

知っておくべきお話だと思ったので、以下にコピペして、こちらでもご紹介を。

ぶっそうな世の中ですが、

助けてもらった人や、優しくされた人と喧嘩しようと思う人は少ないのではと僕は思います。

予算を武器にまわすのか、支援にまわすのか、

どちらの方が望む未来に近づいていくのか。







「憎しみは憎しみしか生まない」

スリランカという国は、旧国名をセイロンとし、セイロン紅茶で有名な国だということはみなさまもご存知だと思います。

では、そのスリランカと日本の関係をご存知でしたか?
私たち日本人は、実はスリランカに対して大きな恩があることを知らないでいます。

紅茶で有名なセイロン島だということや、スマトラ沖地震、津波被害の前より日本が多額の資金援助をしている国・・・それくらいの思いではないでしょうか。

第二次世界対戦の最中、自国のコロンボとトリンコマリーを爆撃した、いわゆる敵国である日本兵の戦死者を手厚く葬ってくださいました。

敗戦後のサンフランシスコ対日講和会議の席で、アメリカやソ連等の戦勝国達が、日本を植民地化して自由と主権を支配しようとしていた時、
出席者の中で最も小さな島セイロン代表のジャヤワルダナ元大統領が真っ先に

「日本があらゆる制約を受けず、自由と独立した国家として認める様に!」

と戦勝国やその他の国々に対して発言なされ

「日本は我が国と同じ仏教国であり、憎しみは憎しみによって止む事はなく、慈愛によって止む。よってセイロンは日本に対して、対日賠償請求権を行使する事を放棄する」

と発言なさった事で、各国の出席者達を寛容な心にさせ、日本の本土を分断統治される事無く、日本が現在まで発展する事が出来たと言っても過言ではありません。

私たちが今、何不自由のない暮らしができているのも、このときの、故ジャヤワルダナ元大統領の言葉のお陰なのですね。

このことを、学校教育の中でも教える事がないのが不思議ですが、けっして忘れてはならないことだと思います。

Hatred ceases not by hatred,but by love・・・
憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む・・・

仏陀のこの言葉を信じている国だからこその発言です。

その後、故吉田茂元首相は
「我が国、日本は後世まで、この大恩を忘れてはならない!」
と仰ったそうですが、この言葉を知る人はこの日本にほとんどいないのです。 

恵まれた国になった日本が今もなおスリランカを助けるのは、このときの言葉を日本人が忘れていないからだと、スリランカの人たちは感謝しているでしょう。

でも、実はこのことを私たちはほとんど知らないのです。
恵まれない途上国に援助してあげている・・・そんな風に思っているでしょう。
しかし、スリランカの人たちは、皆このことを知っているのです。
知らずに恩知らずな言動をする日本人はとても恥ずかしい・・・

亡きジャヤワルダナ元大統領は、

「片目をスリランカ人に、もう片方を日本人に・・・」

と遺言に遺し、死後までも日本に貢献してくださったのです。

そして現在でも、スリランカから日本への角膜提供率は、世界一なのだということです。
これは、多くのスリランカ人から聞いた話しです。

小さな光り輝く島スリランカ・・・
どこにあるのかさえ知らない国から、私たちは助けてもらって今があるのですね。

幸せが続き、富を得ると貧しかった頃や苦しかった時のことを忘れがちですが、今自分がこうしていられるのは?
と、身近なことから感謝する気持ちを持ち続けたいですね
そして、願わくば、世界中にこの思いが届き、国も肌の色も宗教もなにもかも超えた、人間として愛し合い関わり合い育む地球人でありたいです。

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