2016年9月19日月曜日

5年後の思い

あれから5年半の月日が流れて
それ以前から東京で普通に生活していた僕にとって
そこでの暮らしがどうやって支えられていたのか知らずに過ごしていた。

震災後、原発事故が起こり、それから5年。

僕は未だ被災地を訪れていない。
頭の片隅でずっとモヤモヤとしていた思いと
うまく言葉にできない色々な葛藤とが混ぜ合わさったまま
5年経った。

この秋、福島に行く。
詳しくはここでは書けないが、結構近くまで行く。
5年半前まで人々が普通に生活していた街。
突如として人々の生活が奪われ
そのまま放置されているその場所へ。

いままでインターネットやニュースなどで映像や写真をみて
知った気になっていたその場所に
この目でこの肌で現地を感じてくることの意味を思い
行くことにしました。

その場所の音がいま、何を語るのか。
今回、僕は音を録音してくるつもりです。

見えない、臭わない、放射線によって
それ以前と大きく形を変えてしまったいまの被災地の現場に
流れる時間と音風景は、なにを脳裏に映すのか。

うまく記せませんが、これを読んで興味持った方は
僕が何を考えて何をしようとしているのか会った時にでもお話しします。



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