2016年3月1日火曜日

表現の好み

音楽にしてもダンスにしても絵画にしても
あらゆる表現というものについて自分の好みをかえりみてみると
共通することは自己主張が強くないものなんだなあと思う。

ご一緒させていただいているミュージシャンの方々には、この点がすごく当てはまる気がする。主張ない主張。空間に優しく色付けするような表現の方々だ。

その点、ダンサーさんとは今まではなかなかその部分で噛み合うことが少ない気がする。
僕自身がダンサーさんとの共演経験自体、そんなに多くないし、
観てきた公演も多くないので、自分自身の経験不足が原因だとは思うが。

表現すること自体が主張することを強いられることでもあるので、
すごく矛盾した好みではあるが、
主張することなく心に残る枯山水のような表現と数多く出会っていきたい。

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