2015年7月30日木曜日

TERATOTERA SOUND FES.

今週末は、小金井公園内の江戸東京たてもの園でイベントがあり、
その中でTERAROTERAさんのTERATOTERA SOUND FES.という企画に
Torus Vil.名義で出演します。
Torus Vil.は表現の佐藤公哉くんが中心になって活動しているプロジェクト。
公哉くんはいつか共演してみたいと思っていた方なので
とても楽しみにしています。
音楽的にはシタールでは挑戦的な内容なので準備に追われています汗
当日楽しめる様に準備をしっかりやって臨みたいところです。



TERATOTERA SOUND FES -音の陽炎-

TERATOTERA SOUND FES -音の陽炎-

JR中央線沿線上で様々なアートイベントを展開するTERATOTERAが、2日間限りの音楽の祭典TERATOTERA SOUND FESをお届けします。舞台は、小金井公園内にあり、歴史的な建造物を保存する野外博物館、江戸東京たてもの園です。
出演するミュージシャンは4組。 1日目は、ソロによる即興演奏の新しい方向性を模索する「八木美知依」と「齋藤徹」。2日目は、楽器をみんなで合奏することの楽しさをストレートに感じさ せてくれる「東京中低域より7名のバリトンサックス」と「Torus Vil.」。 盆踊りの音が響き、昔懐かしい雰囲気が溢れるなか、古民家という最高の舞台でそれぞれの音楽がどのように響くのか、ぜひご体感ください。
日  時 2015年8月1日(土)、2日(日) 17:30〜19:30
会  場 江戸東京たてもの園 吉野家 (東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内)
出  演 8月1日(土) 齋藤徹、八木美知依
8月2日(日) 東京中低域より7名のバリトンサックス、Torus Vil.
参 加 費 無料。但したてもの園入場料がかかります。
一般400円、65歳以上200円、大学生320円、高校生・中学生(都外)200円、
中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童は無料)
お得な情報あり!「下町夕涼み」モバイルキャンペーンサイト http://tatemonoen.gdd.jp/
浴衣でご来園、または「下町夕涼み」特製うちわを持参のお客様は入園料2割引となります。
*うちわは1枚につき1名様のみ有効。*他の割引との併用はできません。
協  力 江戸東京たてもの園
齋藤徹
齋藤徹
1955年10月27日東京生まれ。ダンス、舞踏、演劇、美術、映像、詩、書、邦楽、雅楽、能楽、西洋クラシック音楽、現代音楽、アストルピアソラなどタ ンゴ、ジャズ、即興音楽、韓国やアジアのシャーマニズムと深く関わってきている。アジアとヨーロッパを繋ぐ「ユーラシアン・エコーズ」は日本・韓国・シン ガポールで実施、福岡アジア美術館の開館記念での「オンバク・ヒタム」などプロデュースも行っている。ダンス審査員、上智大学非常勤講師、障害者とのワー クショップなども行っている。リッチモンドやハワイでのコントラバス祭に招待されワークショップや演奏を行う。2006年アラスカ、クロスサウンド現代音 楽祭で特集される。2007年個人レーベル「トラヴェシア」を創設。http://travessiart.com
八木美知依
八木美知依
邦楽はもちろん、前衛ジャズや現代音楽からロックやポップまで幅広く活動するハイパー箏(こと)奏者。故・沢井忠夫、沢井一恵に師事。NHK邦楽技能者育 成会卒業。ウェスリアン大学客員教授として渡米中、ジョン・ケージやジョン・ゾーンらに影響を受け、以後、数々のアルバムをリリースしながら世界中の音楽 フェスティヴァルに出演。また、各国のトップ・インプロヴァイザーと共演するかたわら、J-POPアーティストのレコーディングやステージにも多数参加。 英国のワールドミュージック誌『Songlines』が選んだ《世界の最も優れた演奏家50人》の一人。現在は《八木美知依トリオ》《道場》及びソロ公演 を活動の核とし、オリジナル曲中心のレパートリーを聴かせている。http://michiyo-yagi.cocolog-nifty.com
東京中低域より7名のバリトンサックス
東京中低域より7名のバリトンサックス
作曲家・水谷紹を中心に2000年に結成されたバリトンサックス・アンサンブル「東京中低域」。これまでに6枚のアルバム、2枚のシングル、2枚のDVD を発表。東京をベースとしたライブ活動を行う一方、ロンドン・ジャズ・フェスティバル('06,'08,'14)、バービカンセンター・ブレイズ・フェス ティバル('10)、ノースシー・ジャズ・フェスティバル('10,'12)などの海外フェスティバル、サマーソニック('09)、ワールドハピネス ('10※プレイベント)などの国内フェスティバルに出演。英国BBCにライブ出演('06,'14)、'14年にはRadio 3のIn tuneのベスト・パフォーマンスに選出。ほか、タオ・コムデギャルソン春夏パリコレクション('08)や、明治ヨーグルトTVCM('13)の音楽を担 当。また、2014年から東京国際バリトンサックス・フェスティバルをオーガナイズ、ホストバンドとして内外のバリトンサックス・シーンをリードする。http://www.eqcd.net/candy
TorusVil.
TorusVil.
世界各地の伝統芸術と繋がりを持ちながら、現代に必要とされる「場」作りを目指すプロジェクト。音楽やダンスを始めとする様々な領域のアーティストを繋 ぎ、公演、ワークショップ、アーカイヴ制作を行なう。2014年、音楽家・佐藤公哉の呼びかけによりスタート。同年8月、長野県木崎湖畔で開催される「信 濃の国 原始感覚美術祭2014 水のうたがき」に出演。同年10月「川口暮らふと 2015」に出演。2015年5月、コンテンポラリー・アート・スタジオ「HIGURE 17-15 cas」にて半月間のフェスティバルを開催。「下町夕涼み」では伊東歌織(ダンス)、権頭真由(アコーディオン/歌)、佐藤公哉(ヴァイオリン/歌)、田 中 悠宇吾 Yugo Tanaka(シタール)、chie (チェロ/歌)の5人編成で出演。http://satokimiya.blog.fc2.com/
【 アクセスマップ 】
JR中央線「武蔵小金井」駅北口よりバス5分
▼ 2番/3番のりば[西武バス]より「小金井公園西口」下車、徒歩5分
▼ 4番のりば[関東バス]より「江戸東京たてもの園前」下車、徒歩3分

JR中央線「東小金井」駅よりバス6分
▼ 駅正面ターミナルにあります「CoCoバス[小金井市コミュニティバス]のりば」より
 「たてもの園入口」下車、徒歩10分

西武新宿線「花小金井」駅よりバス5分
▼「南花小金井のりば[西武バス・小金井街道沿い]より「武蔵小金井駅行き」のバスに乗車。
 「小金井公園西口」下車、徒歩5分。
  • 2013.01.27
    TERAKKO募集中!
    TERATOTERAの今後の活動を共につくりあげていくボランティアスタッフ、TERAKKO(テラッコ)募集中。
    ぜひお気軽にご参加下さい。
    詳細はこちらへ

2015年7月29日水曜日

MTOE 後記

日曜日は、Music To One's Earsでした。
自主企画としては久しぶりのこの企画。

今まで活動して来たなかで出会ってきた素晴らしい表現者たちを招いての夜でした。
僕自身にとってこの上ない幸せな時間でした。

ご来場頂きました皆様、出演者の皆様、Space Orbit松丸さん、ありがとうございました。

年内に第2回があるやも!?

2015年7月26日日曜日

いよいよ本日。

今日です。
うれしいこと。
Music To One's Ears

ご出演して頂ける方々には
到底言葉では言い表せないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。

今日という日がみんなにとって嬉しい日でありますように。

▽7月26日
"Music To One's Ears"
繊細なギターの響き、音響的なリズム、シタールと電子音。3組の音楽家による多様な音世界がむかえる、身体表現と映像のクロスオーバー。
17:00-23:00
入場: ¥2500+1order (当日) ¥2000+1order (前売り)
LIVE
坂ノ下典正×VaEnc
松本一哉×奥野美和
Aprl×奥野美和×VaEnc

2015年7月25日土曜日

家フェス。

数年前にタブラの友人の紹介でオープン直後からお世話になっている
駒沢のチャランケさんが移転に伴う閉店で今日がその最終日です。
京都や他の場所にもいくつも姉妹店があるこちらのシェアハウス兼マルチ空間。
演奏やヨガの企画でちょくちょくお世話になりました。
ご飯もお酒もおいしくて、オーガニックな知識も色々と教えてもらいました。

そんなチャランケさんに感謝を届けるため、今日はタブラの宮木修平くんを招いて
チャランケさんの家フェスという最後の企画に出演します。

宮木君ともゴールデンウィーク以来久しぶり。楽しみます。


 ▽7月25日家フェス。@チャランケ

家フェス。15

15.7.25

大都会・東京にあり、駅から遠い住宅街でシェアハウス&飲食店という超生活密着型生活空間、Jam House産土/南北酒家チャランケが来る2015年7月25日をもって、閉店することとなりました!
日本人でも外国人でも何か知ってる日本の風景を残した、ある人からすれば東京のオアシスとまで言われる、そんな家。 みんなに愛されてきたこの家を、最後は丸ごと開放しちゃいます!
一軒をフルに使って、音楽・食事・お酒・ジュース・お菓子・洋服・ふんどし・草木染め・マッサージ・占い etc
やっちゃいます!
地域のみなさま・チャランケファンのみなさま・行ってみたかったって言うそこのあなた!
Jam House産土/南北酒家チャランケの最後の1日を、共に盛り上げ楽しんでもらえたらと思います。
家フェス。15
たくさんの方の起こしをお待ちしています!!

2015年7月23日木曜日

MTOE 出演者紹介その5


最後は僕らの紹介です。
laptopの牧くんとは1年前くらいに出会って、11月くらいに結成。
先月1stアルバムリリースという流れで今に至ります。
相方の牧君は、田中の一番近くの尊敬すべき音楽家です。
彼の音めちゃくちゃいいです。
で、じつはこの日の企画の裏コンセプトがこのアルバムのリリパ的なものです。まあ、みんな来て買ってくれたら田中嬉しい!的な日です。

アルバムリリースにあたって、書いてもらった文章があるので、
自己紹介代わりに一部引用。
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インド古典楽器シタールと、ラップトップによる現代的サウンドの融合が生み出す、古典と現代をオーバーブリッジする音楽世界。古典的要素を巧みに織り込んだ旋律と現代的な響きを奏でるバックトラックが、新たな音楽のかたちを模索する──
Aprlは2014年の年末に結成されたばかりの新しいユニットで、結成以来コンテンポラリーダンサーとの様々なコラボレーションや、映像作家・ヒ グマ春夫の映像インスタレーションとの共演など、アートシーンでの活動を精力的におこないながらも、space Orbitなどアンダーグランドなスペースを中心にライブも行うという広範囲な活動が特徴的だ。その音楽内容はまさにアートシーンやアンダーグラウンドな 音楽シーン、またさらにはシタール演奏におけるオーガニックなフィールドをも包括するように、広くとらえどころのない魅力を持っている。
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この日は、普段それぞれが別々に活動している田中が心底おすすめする、、
というか心底尊敬する表現者の方々をSpace Orbitさんの極上音響のなかに1カ所に集めたら、
ああ、、、、、、もう、、、、それは絶対ヤバいな、、、、、ヤバ過ぎるな。。。。。。。!!!!
と田中個人の妄想を膨らまし、ニヤニヤしながら企画しました。
僕らの音がいい形でアウトプットできるのも、space orbitさんの空間があればこそ。
田中のニヤニヤを皆さんにお裾分けできたら幸いです。
http://aprlsounds.com/

2015年7月18日土曜日

ティガルバンディ

昨日は、明日の茶会記のBack To Nature vol.10のリハでした。
シタール20人のシタールター!というバンドに所属していた時は、
古典のスタイルでの演奏では無かったので
今回のシタール3人のティガルバンディは、初体験です。
めちゃ面白いですよ。

http://gekkasha.jugem.jp/?eid=954759

2015年7月15日水曜日

MTOE 出演者紹介その4




この方は、以前、四ッ谷三丁目の喫茶茶会記で初めて拝見し、去年、代田橋ナムギャラリー、原始感覚美術祭2014 水のうたがき 特別公演で共演させて頂きました。倍音を芳醇に含む彼の音色は、そこが何処であろうと永劫に続く心の水面と対峙させてくれます。
動から静を生む様な彼の音世界と、共演して頂く踊りの奥野美和さん。
2人が紡いで行く空間が今から楽しみすぎる田中です。


松本一哉 / kazuya matsumoto
石川県出身の打楽器奏者。
波紋音・銅鑼・シンギングボールなどの倍音を多く含んだ打楽器を中心に、音具・自然物・非楽器などの音の鳴るオブジェクトを用いて、音階や旋律ではなく音の面白さや響きそのものに重きを置き演奏をしている。
万物のスケールから得たインスピレーションを自身のフィルターを通し音像へと落とし込む事で世界観を表現。一般的な感覚からは逸脱したとしても、価値観や美意識に共鳴してくれる人や世界に音を届けようとしている。
2013年に瀬戸内国際芸術祭の関連事業「おとくち」プロジェクトにてグランプリを受賞。
「原始感覚美術祭2014 水のうたがき 特別公演」の音楽担当や、バストリオの舞台『ALice, where are you going? 』『Nowhere,Yes』にドラム・パーカッションで出演するなど、多岐にわたって活動中。
これまでの共演者はAmetsub , 石井満隆 , 一楽誉志幸 , kyoka , kumi koshio , Ken’ichi Itoi , 齋藤功 , sawako , Taishi Kamiya , daisuke miyatani , 田中象雨 , 田中悠宇吾 , Chihei Hatakeyama , 津田貴司 , TomoTakagi ,中西晶大 , 灰野敬二 , バストリオ , haruka nakamura , FourColor , 細川麻実子 , 町田良夫 , minamo , 34423 , mergrim , lycoriscoris , ユクタユウスケ など。
ドラマーとしては、杉本佳一(Minamo,Vegpher,Fourcolor)のFilFla、盟友mergrimとのmergrim × kazuya matsumotoやTHE MERGRIM GROUP、ポストクラシカルユニットyuanyuan、34423とのユニットondkit等に参加。
その他に、aki tomita、NGATARI、椎名もた、JA3POD、School Food Punishment、チーナ、日食なつこ、henrytennis、Vera Jonas(HU)などにもライブサポート、レコーディングなどで参加している。
http://www.horhythm.com/
http://m.soundcloud.com/kazuya-matsumoto

2015年7月14日火曜日

MTOE 出演者紹介その3


この方とは、舞踏家を含めた共演の時、一度共演させて頂いており、
その時の空間の捉え方、動かし方が本当に素晴らしく、
終演後いろいろとお話をさせて頂いた中で、
細密画の画家であったり、仏教関係と深いつながりがあったりと、
無常に変化する場を捉え表現するという事に矛盾無く繋がる背景の持ち主であるという事を聞き、深く納得させられた田中です。
この日、VaEncさんの映像が坂ノ下典正さんの繊細な優しい音とどう絡むのか。Aprlと奥野美和さんとの共演もすごく楽しみです。

VaEnc (ヴァ・エン・ク)
-Biography
1986年生まれ 2006年から独学で絵を描き始める。
2009年に友人を訪ねフランスに滞在、webデザイン、プロダクトデザイン、映像制作等に携わる。帰国後DJ FRUITYオーガナイズのレーベル「SHINKARON」にてグラフィック全般を担当。イベントの際にはVJも務める。
2012年初の展示に参加し、同年GEISAI#16を機に「戦闘系ArtistTeam旅団」(略称「旅団」)に所属。
SHINKARON、旅団での活動の合間にgalaxxxy cafeとのコラボイベント「うる☆くり」を友人のAVEと共にオーガナイズする等、多方面のカルチャーで活動をしている
-Activity
2013/05/04
うる☆くり-Ultra Creative- : 八王子galaxxxy cafeとのコラボイベント。友人のAVEと共にオーガナイザー及びVJをつとめる。
2013/02/10
SDM -STRICTLY DANCING MOOD- : 代官山UNITで開催されたクラブイベントSDM with TOP CATにおいてVJとして参加
2012/12/11~22
旅団グループ展「されど少女は虚空の世界で」: 戦闘系アーティストグループ「旅団」の中の1アーティストとして参加。Fuma Contemporary Tokyo BUNKYO ARTにて、ギャラリーより選出された旅団の一部のメンバーのみ展示。
2012/06/06~18
” Mirror World ver. ARTIST HIDEOUT “『アーティスト・アジト 〜ミラーワールド編〜』: 戦闘系アーティストグループ「旅団」の中の1アーティストとして参加。GEISAIギャラリーより誰でも参加展示出来るイベントとしてアーティストを募っ た展示となる。
2012/05/17~22
GEISAI#16 飯田高誉賞受賞 旅団個展 「アーティスト・アジト」: 戦闘系アーティストグループ「旅団」の中の1アーティストとして参加。この展示より正式に「旅団」メンバーとなる。
2012/04/01
GEISAI#16 : 石井七歩率いる戦闘系アーティストグループ「旅団」の中の1アーティストとして参加。飯田高誉賞を受賞。
2012/02/08-12
イラストレーターatuとの二人展、「Ωの晩餐」。
知名度も展示会場も地下レベルというお互いの美学に従った実験的展示、VaEncにおいては初展示となる。
atuとVaEncのドローイングアートをメインとし、二人の作品を混ぜ合わせた映像作品。
及びお互いの絵を素材に使ったコラージュアートを同時に展示。
2009/03/21~
DJ FRUITYオーガナイズ、ネットレーベル「SHINKARON」にてメディアデザイン、VJを担当。 現在も進行中のプロジェクト。
-Link URL
Website : http://vacantworks.com
SHINKARON : http://shinkaron.tokyo
-その他
VJ映像 : https://vimeo.com/29897287
展示映像 : https://vimeo.com/67778674

2015年7月12日日曜日

喫茶茶会記企画第三回・Back to Nature Concert vol.10 天竺南蛮情報 回帰コ ンサート ~自然に還る~

お世話になっている四谷三丁目の喫茶茶会記、福地さんの企画に出演させて頂きます。
茶会記は東京のコアな部分を抽出した様な独特のムードの空間。
ふらっと立ち寄ってもその場に居合わせた人と面白い話が出来る貴重な場所です。
この日はシタールの大先輩との共演です!
諸先輩型の胸をお借りする気持ちで楽しみたいと思います。


喫茶茶会記企画第三回・Back to Nature Concert vol.10 天竺南蛮情報 回帰コンサート ~自然に還る~




※画像クリックすると拡大します

~自然に還る~

Back to Nature vol.10 天竺南蛮情報 回帰コンサート

2015/7/19(sun)14:00-17:00 2000yen 1drink in

喫茶茶会記 店主です 
日本におけるインド文化受容の一翼を担った
「天竺南蛮情報」を御存じでしょうか

山尾三省さんの「屋久島通信」
「山尾三省 『リグ・ヴェーダの智慧』と天竺南蛮情報」(喫茶茶会記店主 筆)
鬼海弘雄さんの「インドゆらゆら紀行」
を連載。
伊藤昭さんの版画による表紙があり

その他、素晴らしい執筆陣を擁しました。
そのようなインド情報誌の存在をちょっとだけでも知っていただきたいこと。


その営みは現代の骨のあるネイティブ系!?で活躍されている各位に間接的にも継承されているものと考えています。
月刊「天竺南蛮情報」と一緒に実施されていた「Back To Nature」コンサートは9回かつて
実施されました。今回のご案内はその10回目の告知ということになります。
まずは「天竺南蛮情報」と「Back To Nature」についての記述を少しだけ引用させていただきまして説明とかえさせていただきます。


『大学生の見たメディアのアントレプレナ』

1997年11月19日 第一刷発行

東京経済大学教授 田村紀雄 編
株式会社 NTTメディアスコープ 発行
「天竺南蛮情報」山岡昭男さん
取材 清水 恵

より下記引用
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~前略~
月刊「天竺南蛮情報」は、調布市国領町にある東京ジューキ食品株式会社の主宰している任意団体、ダージリン階から発行されている。ダージリン会とは 「BACK TO NATURE」を理念とし、世に埋もれた諸文化の探求、発掘をし、ほんものの良さ、楽しさ、豊かさ、感動などを一部のマニアや専門家だけのものにとどめて おかず、広く一般に普及しようとする活動をしているところである。
1981年7月に創刊された月刊「天竺南蛮情報」は、インドを中心とする南西アジアの情報や、人々の心を多面的に紹介している雑誌となっている。
~中略~
 1981年7月に創刊といっても、その時代にはまだ、最近ほどのエスニックブームはなかったはずである。
 そのような中での、インドを中心とした情報誌というものを作ろうと考えた山岡さんに興味を覚えた。発刊の意図、インドに対する山岡さんの思いをたずねてみた。
 発刊に至る理由として、山岡さんは3つあげた。第一に、東京ジューキ食品がインド料理のお店を経営したこともあり、まだ日本に馴染みの少なかったインド 料理を紹介し、広い意味での企業PRを行いたいという考えがもとにあったということ。すなわち、大衆、公衆との良好な関係を独自の雑誌というかたちで、維 持、発展させてゆきたかったという。 第二に、インドなどに留学し、学んできた文化人の人たちが、それを発表する場が当時少なかったため、この雑誌刊行を きっかけにそのような場を提供できればという思いがあったそうだ。現に、ダージリン会では「Back to Nature」と題してコンサートを開いていて、そのコンサートに出演する人たちは多彩を極めている。長い期間をかけて習得した民族音楽の技術や、独自の 音楽性をもっている演奏家を招くことにより、近隣の国々の文化を理解する機会をより広げてゆくという主旨が貫徹されているのだ。
 第三に、2つめとも関係していることではあるが、他国の文化に触れられるように、日本におけるインド関連の催し物の情報を幅広くカバーしようという意図がある。
~以下略~
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本会はかつてダージリン会を発足された山岡昭男さんよりスピリットを享受し、日本におけるインド受容文化を少しだけでも大切に想いつつ、過去から未来に向かう日本人によるインド文化への熱意を伝えていきたいという主旨になります。思いつきでのイベントでは決してなく経緯も ございます。参加アーティスト各位は山岡さんのお力を借りず綜合藝術茶房 喫茶茶会記で、実演経験のある素晴らしい方々で構成しました。その理由は地に足の着いた会を志向したいということです。参加者各位とは私と熱くコンセプト を話しあってくれた方々です。何卒よろしくご興味いただければ幸いです。
本イベントがインドへの過去から未来へ連なる有用なアプローチの一助になれば光栄です 喫茶茶会記 福地 史人


ご参加される実演者並びに講演者各位です


井上憲司 Sitar 奏者
1987年カルカッタにてシュリ・ディジェンドラ・モハン・ベナルジー氏に弟子入り。
現在も毎年インドを訪れ、北インド音楽のより深い理解を求めると共に、現地でのコンサート活動も積極的に行っており、インドをはじめアジア、ヨーロッパでも高い評価を得ている。
リーダーグループ、ソロアルバムなど多数リリースしている。
多くのアーティストとのコラボレーションも多数、テレビ・ラジオへの出演や音楽の制作も手がけている。
http://kenjiinoue.com/


手塚まり絵(Sitar)
2005年渡印した際にシタールと出会い2007年よりシタールを始める。Sri Sasanka Banerjee、井上憲司、両氏に師事しMaihar流派の伝統奏法を学ぶ。
北インド古典音楽の演奏の他、様々な楽器とのセッションに挑戦。2010年、姉で二十五弦箏奏者の手塚千絵子、タブラ奏者の石田紫織とともにユニット"nouvelle muse"を結成。日本とインドの古典をもとに新たな音楽の可能性を追求している。
2013年、初のヨーロッパツアーを行い好評を得た。
http://blog.livedoor.jp/tezukamarie/


堀 友紀子
2001年より南インド古典舞踊バラタナティヤムを始め、現在ヌリッティヤ ラクシャナ ジャパン主宰山元彩子氏に師事。2007年インド・チェンナイにて、初のソロ公演。その後東京においてソロ公演を数回催すほか、北海道、九州、東北などで もパフォーマンスを行っている。また都内でヨガクラス・ダンスクラスを開講。
http://yukiyamini.com


田中 悠宇吾
シタール奏者
練馬区出身、国立市在住。
2007年 NHKエンタープライズから発売のDVD〔名仏探訪〕のBGMを手がける。
2008年よりインドにてシタール奏者Dr.Gopal Krishan Shah氏に師事。
師と共にリシケシ、ヴリンダーバンなど聖地を廻り北インド古典音楽を学ぶ。
静寂な朝の水汲みから始まり、虫の音の月夜を迎える暮らしは
その後、表現に求める音像としての光景の元となる。
現在はインド音楽以外にも他のジャンルの音楽家、ダンス、映像との共演や
ラップトップとシタールの新たな表現を模索した活動に力を入れている。
http://yugotanaka.jimdo.com/



石田紫織 ISHIDA shiori(タブラ奏者)
2002年タブラを学ぶためインドに渡り、ファルカバード派マッラー・ゴーシュの下で修行。以降渡印を重ねる。現在はU-zhaan、Pt.シュバンカ ル・ベナルジーに師事し、コルカタで毎年レッスンを受けている。インド古典音楽や古典舞踊の伴奏の他、「むゆうじゅ」「ヌーベルミューズ」などのユニット では国内外で活動。その他、pops、Jazz、シルクロードフュージョンなど様々なジャンルのライブやレコーディングに参加している。



坪井久人
学生時代は国際協力を主とする学生団体の主要メンバーとして、
様々なNGO/NPO・行政との連携のもと数多くの学生向け国際協力ワークショップ の開催を主導。
大学卒業後はコンサルティング会社にてNGO/NPO のWeb/携帯を使用したマーケティング活動の支援に携わる。
日本のNPO/NGO に対する支援体制の充実・寄付文化の更なる発展のためチャリティジャパンに参画し、現在に至る。
http://charity-japan.com/


2:00pm開始
5:00pm終了 

2000yen 1drink in

予約・問い合わせ
sakaiki@modalbeats.com

デザイン yamasin(g)
スタッフ 本田万里子、福地玲

2015年7月11日土曜日

MTOE 出演者紹介その2

Photo by Bozzo

この方とは、7年くらい前に渋谷のとある場所のダンスイベントで
知り合いました。あれから何年か、僕が活動する場所場所で、彼女の踊りを観る事が多く、その度に身体の端から端まで行き届いた動きの息づかいにハッとさせられている田中がいました。先日のモーガン・フィッシャーさんとの共演も素晴らしかったです。
空間を留める様な彼女の踊りを体感して頂きたいです。
奥野美和 Miwa Okuno
ダンサー/振付家/映像作家
3歳よりモダンバレエを大川悦子に師事する。
大東文化大学モダンダンス部在籍中にコンテンポラリーダンスに出会い、その際に観たピナ・バウシュの人間の
リアリティが写し出された舞台写真集に心を奪われ卒業と同時にダンサーを決意する。
2007年より北村明子率いるLeni-Bassoに参加し国内外で活動後、2009年よりソロ活動を開始。
膝の故障をきっかけに東洋のヨガやインドネシア武道を自身のトレーニングとして取り入れ、パワーと繊細さを兼ね備えたフレキシブルな身体を目指す。映像作 家や写真家など様々なアーティストとのコラボレーションの経験をきっかけに【自分では無い物質へ変貌と同化をする身体表現】に興味を持ち始め、それを具体 化する為に自ら実写映像の編集・構成を手掛け、身体・映像・音を一素材として扱い”観る人の内蔵に響く作品”をモットーに総合的な空間芸術創りを目指す。
また理想の空間に適応する身体を作る為に骨と肉の存在に重点をおいた独自の身体メソッドの研究も続ける。
初めて映像とダンスを掛け合わせた作品「ハイライト オブ ディクライン」は現在までに東京・スペイン・パナマ・シンガポール・マレーシアの5カ国にて計13回の再演を行う。
2013年夏より「若手振付家のための在日フランス大使館賞」 の受賞を受け半年の間渡仏し、リリュー・ラ・パプ国立舞踊センター、モンペリエ・ラングドック・ルシヨン国立舞踊センター、パヴィオン・デ・カスカッド/ ヴィバァリウム・ステュディオにて研修・制作・発表を行う。
2014年シンガポールのT.H.E dance companyに招聘され、振付と映像を担当したマレーシア人ダンサーとの共同制作作品「The Body Speaks」はシンガポールの新聞TODAYにて”3つの上演作品の中で最も強い作品”と現地メディアに取り上げられる。
2012年より共同制作を始めた音楽家の藤代洋平と共に更なる”エネルギーとイメージを持つ圧倒的空間”を目指し「N///K」を2014年に設立。
2015年春より東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻へ入学し、本格的に映像と身体表現を使用した空間創りへの研究を行う。
現在大東文化大学モダンダンス部の監督として在籍中。
http://www.miwaokuno.com/

2015年7月6日月曜日

MTOE 出演者紹介その1



今月26日は、三軒茶屋のorbitさんでAprl企画(ひっそりとリリパ)
「Music To One's Ears」があります。
この日の出演者は、どの方も僕が心底大好きな表現者の方々。
共通するのは、繊細な美しさ。
もの静かにたゆたう彼らの表現は、観るものの言葉を奪い
心に何かを残して行きます。


出演者紹介その1 坂ノ下典正さん
この方は、以前から田中が大変お世話になっており、
2014年の1月の共演以来、だいぶご無沙汰しておりましたが
昨年12月のダンスと音楽のイベントと先日の友人の結婚式で
久しぶりにその素晴らしい音色を聴いて、ますますファンになった田中です。この日ご出演して頂けるとのことで、たぶん誰よりも喜んでいます。
繊細で美しい坂ノ下さんの音色と映像のVaEncさんのお2人による
静かに紡がれて行く空間を体感しに来てほしいです*
坂ノ下典正(さかのしたのりまさ Sakanoshita Norimasa)
A GUITARIST living in Tokyo area.
Mainly playing own composed and arranged music
based on Jazz, Classic, Bossa nova, and traditional folk songs.
1976年生まれ。
音楽の基礎にと、幼少時からピアノの習得を勧められる。
高校でクラシックギターに触れ、セゴビアやタレガなどの近代音楽に傾倒。
大学時にジャズや即興音楽に触れ、ライブ活動を開始。
卒業後拠点を東京に移し、ジャズ、ボサノヴァ、即興、映像や絵画とのコラボレーション、チンドン等、
多種多様なジャンルで活動中。
東京のアートシーンで活動中のユニット、Echostics名義では、作曲・アレンジを行い、
雑誌"ecocolo"主催の"WordsGarden", Art Re-public Tokyo主催の"創造公園渋谷”など、
多くのアート系イベントに参加。
現在までに、音楽レーベル"Someone's Garden Records"より、
ソロ・ギター作品、"Actual Relief ('09)", "Meditation('10)", "Horizon('13)"
Echostics名義で"Someone's Garden('11)"をリリース。
TVやFM放送で楽曲が取り上げられるなど、密やかな注目を集めている。
https://sites.google.com/site/nsknst/

2015年7月3日金曜日

奧日野里山藝住祭

先週から5日間、鳥取県日野郡日野町に滞在していました。

今回、初めての日野町なので、
まあ、とにかくキュレーターの石村くんに色々と連れて行ってもらったり、
散々お世話になりました!
ありがとうございます!

今回、観た場所は、かつての、たたら製鉄場跡、築100年以上の廃古民家など。
たたらの跡地は、町でも保護していく動きが始まったばかりの場所だそうで、
自然溢れる豊かな場所で、鳥の声が良かった。
製鉄の段階で水を使うので、どこに行っても水が流れているのが印象的。

僕の制作は、基本録音なので、何処でやるかというのが
最大のモチベーションなんですが、たたらでやるってのは、いいテンションで臨めました。
9月に会場となる廃古民家も観に行ったんですが、
ここが色んな意味で、ヤバイ!
霊的な何かを強く感じるしっ笑
ここからどう変わるのか、かなりやり甲斐はある場所です。
音楽も空間づくり。
ここで何を残せるか、挑戦でもあります。

次は9月に行く予定です。