2014年9月5日金曜日

日中韓芸術祭

昨夜は、日中韓芸術祭を観てきた。
中国の古典音楽から、武術。韓国の古典ベースの現代音楽、コンテンポラリー。
日本のアイドル、舞踏、エンターテイメント。
アイドルのステージとか、観る機会こんな時しかないので貴重でした。
隣の席の追っかけ君の動きがすごかった。舞台よりそっちのが気になった。笑 

個人的に観れて良かったと思ったのは、韓国の「律(ユル)」と「山海塾」。
韓国の律のピリ(笛)の独奏と舞踊のシーンが凄く良くて、プログラムによると元来の曲調に技巧を加え、演奏者が任意に拍子をとって演奏するとある。インド音楽のAlapみたいだ。受け継がれてきた古典の様式美と現代人である奏者の感覚とのブレンド比が好みだったのかもしれない。演目の「上霊山プリ」について全く知らないので、確かな事は言えないが。
山海塾は、三茶で「うむすな」の公演を観て以来、2度目。昨日は、15分の持ち時間だったので、テイスティングといった感じだったが、次々とかわる演目のなかで、しっかりと空気が切り替わるあの舞台は流石でした。かっこ良かった。

 中国も韓国も各国の伝統芸能を織り交ぜていたので、なかなか観る機会がないそれらを堪能出来て良かった。
日本も伝統芸能を少しだけでもいれて欲しかったと思ったりもした。
雅楽とか歌舞伎は、大人の事情で難しいかもしれないが、琵琶や三味線、和太鼓などの時間があると近隣国の文化の伝承してきた様を少し味わえたのかもしれない。 
とはいえ、無料でこれだけの舞台を楽しめたのは、主催者にただただ感謝です。

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