2020年11月21日土曜日

サイレントサークル#1

コロナ禍になり、以前と同じようにイベントの開催等が難しくなったこともあり、
人数の制限や、談笑飲食の制限等、抑圧を感じることが増えたのを逆手にとって、
制限ではなく、そのこと自体を楽しめないだろうか?
と夏前くらいから暖めていた企画です。

いよいよ2日後に迫りました。
初回がいい形となり、シリーズ化できることを望みます。


以下詳細です。


サイレントサークル#1

オンラインで人と会う機会が増えた昨今、いま一度、オフラインで空間と時間を共有することの意味について考えてみました。

その中で、インドのコミュニティで行われている手法に出会いました。

何か問題が起きると当事者もそれ以外の人もみんなが集まりただ黙ってその場にいる、という沈黙の集会が開かれるそうです。
そして、それぞれが納得したら、その場を離れるのだとか。

その時、その場で、交わされているものは何なのか。
オフラインで空間と時間を共有することの意味について、手掛かりが掴めるかもしれない。
そう思った私たちは、発話せずその場に居ることを体験するワークショップ「サイレントサークル」を作ることにしました。

場所は、神奈川県川崎市の等覚院。
内容は、古くから沈黙して自己と向き合う手法である坐禅*と、沈黙の集会を実践するインドの伝統音楽・北インド古典音楽。
それらを会話をしないで体験します。
集まった人がお寺で空間を共にしながら、坐禅と音楽の時間を過ごしてみる会です。
その時、その場で、交わされる/されないものは何なのか、探ってみたいと思います。
*坐禅で背中は叩きません。安心してご参加ください。

昼に黙々と体験したワークショップの感想を共有するため、夜の寝る前に1日を振り返りながら、zoomでアフタートークを行います。

ちょっと変わった非日常の時間ですが、前までとちょっと変わってしまった世界だからこそ
こんな時間を共有できたら嬉しく思います。

主催:田中悠宇吾・近藤乃梨子・中島光信

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日時|2020年11月23日(月・祝)13:00-15:00 、アフタートーク21:00-22:00
場所|神木山等覚院(アフタートークはzoomで行います)
対象・定員|中学生以上・14名
参加費|4500円

※アフタートークのzoomの会議ID・パスワードは、お申し込みいただいた方にメッセージでお知らせいたします。
※お申し込み後にキャンセルされる場合は、Peatixのキャンセルについてのページをご参照ください。
※お預かりした個人情報は、このワークショップに関連する連絡にのみ使用します。

<参加に際してのお願い>
・会場はお寺の本堂です。ソーシャルディスタンスを確保するため、14名限定となります。
・マスク着用・入場前に検温にご協力ください。
・以下の方は参加をご遠慮くださいますようお願いいたします。
  *発熱や咳き込み等の症状がある方、体調の優れない方
  *過去14日以内に発熱や風邪症状等で受診や服薬等をした方
  *感染拡大している地域や国への渡航歴が14日以内にある方
・静かな時間の確保のため、等覚院の山門をくぐってからの発声はお控えください。
・携帯電話等の電子機器は、音が鳴らない設定にご協力をお願いいたします。

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+進行

近藤乃梨子(こんどうのりこ|アート・コミュニケーター)
NPO ARDAにて、小学校の授業や美術館で対話型美術鑑賞をおこなうプロジェクト運営を担う。自らも鑑賞ファシリテーターとして活動しながら、アートの作用で人々の毎日が彩り豊かになるよう、探求を続けている。

+ 坐禅

中島光信 (なかじまこうしん|等覚院副住職、ファシリテーター)
2007年、比叡山にて修行。以降比叡山にて子供達の坐禅指導係を務める。『仏教×ワークショップ』シリーズや、世界三大宗教を対比する「WORKSHOP AID」、ミュージシャンとの共演など、さまざまな活動を展開している。

+演奏

田中悠宇吾(たなかゆうご|シタール奏者)
東京都出身。2008年よりヒマラヤのナーダヨギの精神性とシタールの巨匠の技術を受け継ぐシタール奏者Dr.Gopal Krishan Shah氏に師事。師と共にリシケシ、ヴリンダーバンなど聖地を廻り北インド古典音楽を学ぶ。静寂な朝の水汲みから始まり、虫の音の月夜を迎える師との暮らしはその後、表現に求める音像としての光景の元となる。インド音楽だけでなく、多数のエフェクターを使用したアプローチや、グリッチ、ピンクノイズ等の現代的音楽表現との実験的プロジェクト(Aprl : エイプリル)、映像やダンスなどビジュアルアーツとの共演、芸術祭への参加など多方面で活動。北インド古典音楽と枯山水などの庭園に共通する精神性を現代的に再解釈し空間芸術として再構築している。 https://www.yugotanaka.com/


立岩潤三(たていわじゅんぞう|タブラ、パーカッショニスト)
タブラ(インド)を吉見征樹/プラフーラ・アタリー、ダルブッカ(中東)をセルダール・バグティル、フレームドラムをグレン・ベレスの各氏に師事。これらの打楽器で古典音楽/トラッドを演奏すると共に、その可能性を探るべくロック、古楽、クラシック、ジャズ等幅広いジャンルへのアプローチや作曲を行っている。ポルトガル最大規模の「Boom Festival 2010」出演、2014年「インド古典舞踊公演・チャトゥル・ナティ」作曲・演奏。http://tateiwajunzo.wix.com/tateiwajunzo

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