2016年2月25日木曜日

3月11日

3.11
5年前、六本木でライブ企画をしていたあの日、
帰宅難民の方々と逆走する形で
楽器を持って六本木まで歩いた。
会場はもちろん営業して無くて、それを確認する為に。
あれから5年。
この日に何かしらの演奏をする事を
避けるとも無く避けてきたのかもしれない。
5年後の今年、意図はなく偶然その日にorbitさんからのオファーを頂き、その直後に台湾の地震があり、
当時台湾の方々が日本に多くの支援をしてくれた事を思い、この日を台湾のチャリティー企画にしました。
その後、実際の被害は杞憂していた程ではなかった事を知りましたが、この日に演奏させて頂くことの意味と
台湾の皆さんへの感謝の意味を込め、初めに決めた通りチャリティー企画にします。
募金先は、知人のツテから困っている現地の方に直接送れるようにします。
夜が明ける少し前。
空が明るくなり始める時間。
6等星が識別出来なくなる程度のまだまだ暗い明け方の時間。天文薄明と呼ばれるそんな時間。
思い返せば、そんな時間を色濃く過ごした想い出が沢山ある。
友人との深い時間に交わした言葉が頭の片隅に色濃く残っている。
その時間でしか体感出来ないあの感覚をもっと体験していきたいという趣旨の企画として
天文薄明実験記という定期イベントを
orbitさんの定期企画枠で始めます。
2回目以降は、そんなコンセプトの時間になりますが、
初回は偶然にも上記のような日程になった為、
実験的な内容にはなりません。
僕なりに皆さんとあの日の事を思い返し、
これからの事を話し合えるような日になればと思います。
と、言いつつもあまり堅苦しく考えず、明るくみんなで笑い合えればいいなと。
ふらーっと遊びに来てもらえれば幸いです。



▽3月11日
”天文薄明実験記”vol.0
 
シタール、田中悠宇吾(Aprl)がSpace Orbitの空間で行う公開実験。
奇数月第1金曜日開催。(初回のみ第2金曜日)
初回にあたるこの日は、実験はしません。
シタール演奏します。
投げ銭の売上は、台湾南部地震の支援募金へ寄付します。
 
三軒茶屋Space Orbit
【2016年2月より / 投げ銭LIVEスタートします】
space orbitでは2016年より平日の終電までの時間帯を活用して、定期的に投げ銭LIVEがスタートすることになりました。LIVEは休憩をはさんで2 セット。アーティストの世界観をより深く発揮できる場を。そしてこの企画をきっかけにより広い層の地元の三軒茶屋のお客様に愛されるお店づくりを心がけて いきたいと思ってます。
たくさんのお客様にspace orbitと出演いただけるアーティストのことを認知していただきたいプログラムということもあり、今年の1年目は入場は無料(ドリンク1杯目だけ ¥1000)。その代わり入場の際はポイ袋(ご祝儀袋/投げ銭制)をお渡しするので、是非アーティストの活動費にご協力願えたらと思っております。
またこの企画に参加いただける弾き語りアーティストの方もいましたら是非メッセージでご相談ください。随時募集中。よろしくお願い致します。
現在来月の2月から定期的にこのプログラムに参加していただけるアーティスト4組が決定してます。(他にも単発での参加アーティストも決定してます)まずそのレギュラーアーティストの皆さんを紹介していきます。
***チラシ(フライヤー)は来月から世田谷区各所に配布予定です。
 
▼▼▼▼▼▼▼
◉田中 悠宇吾 (奇数月 第1金曜 19:00-22:00)◉
http://yugotanaka.jimdo.com/
シタール奏者。
練 馬区出身、国立市在住。2008年よりインドにてシタール奏者Dr.Gopal Krishan Shah氏に師事。師と共にリシケシ、ヴリンダーバンなど聖地を廻り北インド古典音楽を学ぶ。静寂な朝の水汲みから始まり、虫の音の月夜を迎える師との暮 らしはその後、表現に求める音像としての光景の元となる。インド音楽だけでなく、エフェクターを使用したアプローチや、Laptopとの実験的プロジェク ト、ダンス、映像との共演、芸術祭への参加などシタールの持つ音色の可能性を探求している。
2007年 NHKエンタープライズから発売のDVD〔名仏探訪〕のBGMを担当。築地本願寺 「incredible india fiesta 2010」出演、神木山等覚院 山門法要 奉納演奏、「原始感覚美術祭2014水のうたがき 特別公演」出演、Art Kawasaki出演、鳥取藝住祭2015滞在制作、2015年LaptopとのDuo、Aprl名義でFirst Album「one」をmiloレーベルよりrelease。
***第1回目の出演は3月11日の金曜日19:00-22:00(この回だけ第2金曜日での出演)になります


2016年2月19日金曜日

天文薄明実験記

▽3月11日
”天文薄明実験記”vol.0
 
シタール、田中悠宇吾(Aprl)がSpace Orbitの空間で行う公開実験。
奇数月第1金曜日開催。(初回のみ第2金曜日)
初回にあたるこの日は、実験はしません。
シタール演奏します。
投げ銭の売上は、台湾南部地震の支援募金へ寄付します。
 
三軒茶屋Space Orbit
【2016年2月より / 投げ銭LIVEスタートします】
space orbitでは2016年より平日の終電までの時間帯を活用して、定期的に投げ銭LIVEがスタートすることになりました。LIVEは休憩をはさんで2 セット。アーティストの世界観をより深く発揮できる場を。そしてこの企画をきっかけにより広い層の地元の三軒茶屋のお客様に愛されるお店づくりを心がけて いきたいと思ってます。
たくさんのお客様にspace orbitと出演いただけるアーティストのことを認知していただきたいプログラムということもあり、今年の1年目は入場は無料(ドリンク1杯目だけ ¥1000)。その代わり入場の際はポイ袋(ご祝儀袋/投げ銭制)をお渡しするので、是非アーティストの活動費にご協力願えたらと思っております。
またこの企画に参加いただける弾き語りアーティストの方もいましたら是非メッセージでご相談ください。随時募集中。よろしくお願い致します。
現在来月の2月から定期的にこのプログラムに参加していただけるアーティスト4組が決定してます。(他にも単発での参加アーティストも決定してます)まずそのレギュラーアーティストの皆さんを紹介していきます。
***チラシ(フライヤー)は来月から世田谷区各所に配布予定です。
 
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◉田中 悠宇吾 (奇数月 第1金曜 19:00-22:00)◉
http://yugotanaka.jimdo.com/
シタール奏者。
練 馬区出身、国立市在住。2008年よりインドにてシタール奏者Dr.Gopal Krishan Shah氏に師事。師と共にリシケシ、ヴリンダーバンなど聖地を廻り北インド古典音楽を学ぶ。静寂な朝の水汲みから始まり、虫の音の月夜を迎える師との暮 らしはその後、表現に求める音像としての光景の元となる。インド音楽だけでなく、エフェクターを使用したアプローチや、Laptopとの実験的プロジェク ト、ダンス、映像との共演、芸術祭への参加などシタールの持つ音色の可能性を探求している。
2007年 NHKエンタープライズから発売のDVD〔名仏探訪〕のBGMを担当。築地本願寺 「incredible india fiesta 2010」出演、神木山等覚院 山門法要 奉納演奏、「原始感覚美術祭2014水のうたがき 特別公演」出演、Art Kawasaki出演、鳥取藝住祭2015滞在制作、2015年LaptopとのDuo、Aprl名義でFirst Album「one」をmiloレーベルよりrelease。
***第1回目の出演は3月11日の金曜日19:00-22:00(この回だけ第2金曜日での出演)になります。

2016年2月18日木曜日

HOTひといき

先日は、清水区庁舎やすらぎホールで前田あつこさんのカダムジャパンの公演での
演奏でした。
カタックの伴奏は4年ぶりくらいでしたが、
素晴らしい舞に寄り添えるように演奏できていたならばいいですが。
個人的には反省点も多々ありますが、
とても貴重な経験をさせていただきました。
オーガナイザーの柴崎さん、共演の前田あつこさん、立岩潤三さん
お越しくださいました皆様、ありがとうございました!



2016年2月15日月曜日

早朝

水曜日は、カタックの前田あつこさんとタブラの立岩潤三さん
立岩さんはタブラだけの人じゃないけど、この日はタブラ奏者として、
僕の3人でカタックの公演です。

初共演。
正直、先輩方との共演なので、緊張ですが、
あとはいかに楽しむかですね。

でもって、当日は6時に出発。
18時じゃなくて早朝朝6時。
ライブでこんなに早起きなのは、今回初めてくらいかも?

いろいろと珍道中要素も含め、楽しみたいと思います。

2016年2月14日日曜日

整備

今年は、正月に楽器のメンテナンスをする時間がなく
先伸ばしになってしまっていたが、
カタックの公演、結婚式での演奏等続くので、
今日はメンテナンスをじっくりと。

タラフのペグが弱っていて折れたり、
マンカ(白鳥型の1弦調律用のコマ)の滑り止めとして取り付けていた
紙やすりがすり減って、滑り止めの役割を全く果たしていなかったりと、
いろいろと調整箇所があり、全部で5時間ほどかかりましたが、
これでぱきっと安定した音で演奏できます。

安心。

2016年2月11日木曜日

点体





























占いと言うとちょっとカルト臭もしますが、
天体の配置とそれにまつわる考察という視点で
音楽と何か見出していけるような企画を始めます。
 占星術の統計学的側面と、
音楽の時間芸術的表現と。
宇宙に点在する点の配置
その時その場所から観測することの意味と
その時その時間に立ち現れる音楽表現と。
実際、ホロスコープとその見方や意味など
ワークショップ的な内容も含め、
参加者全員で楽しめるような企画にしていきたいと思います。
  ▽3月19日"点の記フ法"

空に浮かぶ点の配置図とそれにまつわる話と音楽と。


空間における正確な位置を定義するために使われる概念である。一切の体積、面積、長さをもたない。数学では概して(特に位相幾何学)、どの空間形態も基本的要素として点から成るとされる。

記譜法
時間芸術である音楽を諸記号によって,空間的可視的に書き表わす方法。

ホロスコープ
占星術における各個人を占うための天体の配置図。

2016.3.19(sat)
四谷三丁目喫茶茶会記
19:00 open 19:30 start
charge 2,000yen with 1drink

出演
坂ノ下典正 (guitar)
ファルコン (guitar)
落合強 (astrology)
田中悠宇吾 (sitar)

2016年2月6日土曜日

弾き初め

今年の弾き初めは2月4日の立春でした。

この日は去年、怪我の療養中に導入したlaptopスタイルと
ライトクラシックを混ぜ合わせたセット。

2015年はAprlでlaptopとシタールの実験を繰り返してきた中で
今年からは、それにプラスして僕的にその中の要素をシタール寄りに抽出して動的タンプーラとしてlaptopをシタール演奏の中に導入していく方針です。
もちろんAprlは、よりアブストラクトな実験を推し進めていく形をとります。

去年暮れにヒグマ春夫さんとの公演で初演したスタイルですが、
その時は映像の45分というフィックスされたものに合わせる形だったので、
純粋に音楽のみとして演奏を試みたのは先日の立春の地球屋でが初めてとなりました。

時間芸術である音楽は、空間という非物質的なキャンバスに抽象画を描くような
表現行為であるため、1音目が立ち現れて、最後の音が消えてゆくまで
時間は収縮を繰り返し、結果としてどのくらいの時間の演奏になるのかは
その日の天気、場所、季節、演奏者の感情、その他諸々の要素が作用しあって
構成されていると思います。
今回、laptopの音とシタールでの音をどちらも自分自身のタイミングで
流れを構築していく表現は、Aprlではなかなかできない
シタールとlaptopの呼吸が自然にズレもなく重なっていく形を
体感できたように思います。

共演の風人くんとは初共演でしたが、laptopとシタールでのアラープ的音空間の後、
シタールとタブラのみでガチで演奏するという対比的セットを表現する上で、
彼の安定したリズムはとてもやりやすかったです。

しばらく、このスタイルでの構築をよりブラッシュアップして、
新たなシタールでの表現の模索を進めていきたいと思います。

お越しくださったお客様をはじめ、地球屋エルさん、スタッフの皆さん、対バンのちえさん、げんたさん、共演の風人くん、皆さんありがとうございました。

2016年2月2日火曜日

大きな弦楽器と小さな春

木曜日は今年最初の演奏です。
今年はゆっくりと活動開始。
療養中にいろいろと充電していたので、
この日は今年いろいろやりたいことを詰め込んで
臨みたいと思います。
よろしくどうぞ。


2/4(木)大きな弦楽器と小さな春。
出演:
★玄太(コラの弾き語り)
★Chie Narita(チェロ弾き語り)
+mariko(パーカッション、歌)+Kazumaro(ダンス)
★田中悠宇吾(sitar)+風人(パーカッション)


場所:国立『地球屋』http://chikyuya.info/contents/pickup
開場19:00 開演20:00
charge¥1,000+1drink order